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尿失禁を正しく理解する

「尿失禁」は一般的には命にかかわる病気ではありません。
しかし、生活には想像以上に大きな影響と支障が起こります。

 

たとえば、日常生活での行動範囲が狭くなり、その結果、人間関係の広がりも限定されてきますし、ときにはトラブルに発展することもあります。
また、経済的負担も生じるうえ、専業主婦であれ働いている方であれ、間違いなく行動に何らかの支障が起きます。

 

そのような状況下で精神的にもいろいろと影響が出て、はじめのうちは羞恥心や自己嫌悪の思いにかられますが、そのような思いが高じると孤独感や、抑うつ感が強まって、ときにはうつ病に陥ることもあります。

 

また、身体的にもいろいろな影響が出てきます。

 

まず、不快感。

 

尿がもれる際の不快感のほかに下着が濡れた状態になる不快感もありますし、「尿もれパッド」を使用すれば装着からくる違和感もあります。

 

もちろん皮膚のただれ、かゆみ、痛みなども起こりますし、悪臭や汚れに伴う感染症、またどうしても水分摂取を控えがちになることから便秘を起こすこともあります。

 

「尿失禁」の患者さんが、「尿漏れ」を恐れるあまり、自ら水分制限をしてしまうケースもよくあります。
水分を控えればあまりトイレへ行かずに済む、あるいは「尿失禁」も減るに違いないと容易に考えるからですが、これは間違いです。

 

それどころかかえって悪化させかねません。

 

水分摂取を抑えると必然的に尿の濃度が濃くなります。
尿が濃いということは尿の酸性度が高まって膀胱の内壁に与える刺激が強くなりますから、その結果膀胱に炎症を起こさせたりします。

 

つまり膀胱の始まりですが、もしも膀胱炎を発症すると、「尿失禁」の症状はさらに悪化しますし、水分不足は便秘を引き起こしやすくしまうから、いっそう状況を悪くしかねません。

 

便秘している状態は膀胱を圧迫することになるので、「尿失禁」の一つの原因になります。

 

以上から「尿失禁」だからといって水分の摂取量をむやみに減らすことは、逆効果になりかねません。

 

尿失禁は病気、という認識を持ちましょう。

 

 

小林製薬 ノコギリヤシ