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更年期以降の尿トラブル

原因の多くは、骨盤底筋群の緩みです。

 

尿トラブルは、更年期以降、一気に加速します。
40歳以上の10~15人に1人は頻尿や尿意切迫感を伴う過活動膀胱と言われていて、さらにその半数が尿漏れを伴う、というデータもあります。

 

女性の尿トラブルは、女性泌尿器科で検査できます。

 

病院で受ける検査内容は、尿、血液検査、経腹超音波検査で症状の原因となる病気の有無を調べます。
さらに、尿流測定(ウロフロー)、外陰部の診察、尿漏れストレステスト、アンケートと問診など。

 

これらを調べることで、骨盤臓器脱や尿失禁の有無や程度、骨盤底筋群の状態などほとんどの尿トラブルを診断できます。

 

<検査項目>
□ 経腹超音波検査
膀胱の形や膀胱壁の厚み、残尿量、水腎症などの有無、子宮や卵巣の状態をチェック

 

□ 尿検査、血液検査
尿では基本検査、悪性細胞のチェック、細菌の有無など。
血液では腎機能、肝機能検査も。

 

□ 尿流測定(ウロフロー)
測定器のついたトイレで排尿し、尿量、排尿スピード、排尿時間などを測定する

 

□ 診察(腹部の触診、内診)
腹部の触診、外陰部の触診、膣の触診、骨盤底筋群の経膣触診など

 

□ 尿漏れストレステスト
内診台で咳をして尿漏れの有無を調べる

 

□ アンケートと問診
尿漏れ(尿失禁)、骨盤臓器脱、間質性膀胱炎、過活動膀胱の診断に役立つチェックリストなど

 

更年期以降はこんな泌尿器系の病気に注意しましょう

 

□ 過活動膀胱(頻尿、切迫性尿失禁)
□ 腹圧性尿失禁
□ 間質性膀胱炎(慢性骨盤痛症候群)
□ 骨盤臓器脱(子宮脱、子宮下垂ほか)

なぜ、これほどの検査が必要なのか?

更年期から増えて、閉経後はさらに増えます!

 

更年期以降の尿トラブルで多いの葉、過活動膀胱、腹圧性尿失禁、骨盤臓器脱です。

 

過活動膀胱は、その名前の通り、膀胱が過剰に活動していまう病気です。

 

腹圧性尿失禁は、くしゃみなどで腹圧がかかると尿漏れする病気。

 

骨盤臓器脱は、膣から子宮や膀胱が出てきてしまう病気

 

その他、間質性膀胱炎は100人中、1人ぐらいの割合と言われていますが、明らかな下忍がないのに、下腹部や痛みを感じる病気です。

 

尿トラブルはいくつもの症状を重ねもっていることがしばしばあります。
昔は、尿漏れで病院に行くと、”そんなのは病気ではない”と言われましたが、今は、”尿漏れ、尿意切迫感、頻尿は病気である”という国際的な認識があります。

 

女性泌尿器科も増えてきて、様々な尿トラブルに対して検査、診断ができるようになっています。

尿トラブルの治療法とは

薬や骨盤底トレーニング、膀胱訓練・・・・・体に優しい手術など

 

例えば、骨盤底トレーニングをすれば治る程度なのか、磁気や電気を使った刺激療法が有効か、内服薬ほかの薬が効くタイプか、手術をしたほうがいい状態かどうかなど、具体的な治療法のアドバイスももらえます。

 

尿トラブルの種類と重症度によって効果的な治療法が異なりますが、さまざまな方法があります。
医師のアドバイスに沿って選択しましょう。

 

治療は格段に進歩していて、新しい薬が増えたいr、体に負担の少ない尿失禁手術や骨盤臓器脱の手術も登場しています。

 

骨盤臓器脱の手術は子宮を取って残った膣壁を縫い縮める従来法が見直されつつも、膣からメッシュシートを入れるTVM手術は半世紀に入り、今は腹腔鏡でメッシュシートを入れるLSC手術や、メッチュテープで仙骨子宮靭帯を補強し、テープの先端をアンカーで装着する日帰りTFS手術もあります。

 

すべての手術が3泊4日から日帰りでできます。

 

骨盤底トレーニングや膀胱訓練の有効性も明らかになっています。

治療法やセルフケアや予防法とは

骨盤底トレーニングが全ての尿トラブル改善の基本です。

 

尿トラブルの対策には呼吸法を伴った骨盤底筋を鍛えるトレーニングが有効です。
尿トラブルを改善するだけでなく、おなか周りの筋肉を使うので、余分な脂肪もなくなります。

 

骨盤底筋を意識できない人は専門家に教わることもできます。
また尿を溜められるようにする膀胱訓練も簡単にできる頻尿改善法です。

 

1日4~8回のトイレで済むように少しずつ我慢して間隔があけられるようにします。

 

水分の摂り過ぎの可能性もチェック。
冬なら1日1~1.5リットル、夏は1.5~2リットルです。

 

カフェイン、炭酸、アルコール、辛いもの、チョコレートなども膀胱に刺激を与え、頻尿の原因になる可能性が。

 

また減量により尿トラブルも改善するのでBMI25以上ある人はダイエットも有効です。

 

<骨盤底筋を鍛える!>

 

骨盤底筋群を体幹部のいちばん下にあるインナーマッスル。
尿漏れ、頻尿改善はもちろん、骨盤臓器脱予防にもつながります。

 

骨盤底のしくみ

 

骨盤底筋を下から見ると、尿道、膣、肛門を8の字のように囲む筋肉があり、その周囲にもさまざまな筋肉が張り巡らされているのがわかります。

 

座ってタオルを当ててみる

 

タオルが当っているところを意識して、

 

肛門を締める
  ↓
膣を締める
  ↓
骨盤底筋を中に引き込む

 

を繰り返します。

 

あお向けでもトレーニング

 

ひざを腰幅に開いて立て、腰を反らさないようにあお向けになって、座位と同様に行う

 

 

小林製薬 ノコギリヤシ