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頻尿は、尿失禁の始まり!尿失禁が起こる理由とは

頻尿尿失禁

 

「頻尿」と「尿失禁」は深い関係にあります。

 

そもそも「尿失禁」の多くは、膀胱や尿道、ならびにそれらを支えている筋肉の衰えから起きます。

 

「頻尿」はその前段階の症状ですから、「尿失禁」の警告と考えられています。

 

典型的な例ですと、膀胱炎を何回か繰り返しているうちに膀胱過敏症になり、膀胱痙攣がつねに起きるようになります。

 

この段階になると、「頻尿」になっていますが、並行して膀胱の筋力が低下します。

 

その結果、たまに「尿失禁」が起こります。

 

この場合に起きる「尿失禁」は、膀胱ならびに周辺からの「圧迫性尿失禁」
膀胱が萎縮してサイズが小さくなったために起こる「切迫性尿失禁」と呼びます。

 

いずれも自分で改善することができます。

尿失禁が起こる理由とは

「尿失禁」は、排尿の仕組みの故障がキッカケです。

 

故障には、全体の故障と部分的な故障、および、部分と部分が連携して起こる故障の3つがあります。

 

この排尿の仕組みの故障をクルマに例えて説明しましょう。

 

クルマ全体(排尿器)が老朽化、または破損して使えない状態になった場合、次にどこかの部品(膀胱や尿道など)が壊れて動かない場合、さらには部品と部品が連携している電気系統(排尿神経系)が故障している場合の3つに分ける事が出来ます。

排尿の仕組みとは

頻尿尿失禁

 

私達は、毎日1,000~2,000mlの尿を排泄しています。
排尿は、身体の生命活動に絶対に欠かせない水分の循環やいろんな老廃物の排泄機能を果たしながら、健康な身体の維持と活動を支えています。

 

尿は、全身を循環しちえる血液が腎臓を通過するときに、ろ過されて作られたものです。

 

この時、必要な成分まで出してしまうと再吸収される仕組みにはなっていますが、これは腎臓の中でも特筆すべき働きです。

 

最終的に不必要なものだけが尿道を通って膀胱に溜まります。

 

これが「尿」です。

 

膀胱に250~300mlぐらいたまると、脳が「おしっこに行きたい」と教えてくれます。

 

これが、「尿意」です。

 

腎臓は昼夜関係なく尿を作っていますが、その量は1分間に約1mlぐらいと言われています。

 

膀胱に尿がたまる間、尿道は開かないように筋肉で締め付けられています。

 

逆に膀胱には収縮しないように緩める力が働いています。

 

人体の不思議ですね。
絶妙な妙技で成り立っています。

 

おしっこを我慢したり、出したい時にちゃんと場所を選んでおしっこする判断は脳がしています。
膀胱のたまり具合を脳に伝えたり、脳の命令で筋肉を収縮させたり緩めたりしているのは、脊髄の排尿中枢です。

 

膀胱に尿がたまってくると席図の排尿中枢は、脳に「だいぶんおしっこがたまってきました」と報告します。

 

すると脳が、「トイレにいきたい。ただし、トイレに行くまでは我慢するように」とか「まだ余裕があるから、もう少し我慢して」などと判断して脊髄に返します。

 

その答えを聞いた脊髄は、排尿中枢は間髪を入れず筋肉に脳の指示を伝え、収縮か弛緩かを決定します。
さらに、脳は瞬間的に判断するだけではなく、情報を継続的に記憶し判断します。

 

ですから経験的におしっこを我慢しあり、排尿の時や場所を的確に選んだりすることができます。

 

 

交通事故などで脊髄に損傷を受けた時に排尿障害が起きたりするのは、この情報の発信、受診能力が失われるからです。

 

小林製薬 ノコギリヤシ