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腹圧性尿失禁の症状と原因、仕組みとキッカケとは

尿漏れは、病気の正式名ではありません。

 

尿失禁と呼ばれていますが、実は、原因によって細かく名前がついています。
大きく5つのタイプに別れます。

 

尿失禁でも、タイプによっては症状が異なります。

 

あなたは、どのタイプの尿失禁ですか?
これによって、自分で頑張れば治せるのか、それとも病院に行かないとダメなのか、そういった事が判断出来ます。

 

尿失禁だとわかったから、ショックを受けて落ち込まずに、自分の状況を把握する事が大切です。

 

そして、治すとまた元気いっぱい、何も気にせずに旅行にでかけたり、散歩したりする事が出来ます。

腹圧性尿失禁とは

せき、くしゃみ、立ち上がる

 

こんな時に、瞬間的にお腹に力が入ります。
その時、ちょっと漏れてしまう、それが特長です。

 

最も多いと思います。
あなたも、一度は経験した事がありませんか?

 

このタイプは、「腹圧性尿失禁」と言います。

 

トイレでは正常に排尿が出来ます。

 

この症状とほぼ同じタイミングで「切迫性尿失禁」になる人がいます。

 

尿失禁の7割がこの症状だと言われています。

腹圧性尿失禁の原因とは

 

膀胱をハンモックのように吊るして支えている骨盤底筋群の力がなくなっている事が原因です。

 

並行して膀胱の尿道のつなぎ目のパッキング役の筋肉が弱くなります。

腹圧性尿失禁の仕組み

 

膀胱を支えている骨盤底筋群の筋膜がゆるむと、膀胱が下にずり落ちてきます。

 

その結果、出口がちょっと開きます。
尿道を締める事ができなくなり、また尿道を締める筋肉も弱っているので、さらに尿が漏れやすい状態になっています。

 

尿道を締めるためには、ちょうどホースの水を止めるときにホースを折り曲げると止まりますよね?
それと同じような感じで、筋肉が尿道を折り曲げると止まります。

 

「尿漏れ」が起こる原因の多くは、筋肉が弱まっていて、しっかりと締めれない事、また尿道自体の弾力性がなくなっているからです。

 

同時に膀胱が下がってくると尿道を上から押しつぶす格好になります。
弾力性を失った尿道は跳ね返す力も弱く、垂直方向にたっていたのが、水平方向になります。

 

ここで、さらに尿道を折り曲げにくくなるため、尿が漏れやすくなっています。

 

膀胱周辺の筋肉群が弱くなって弾力性が失われると、それぞれの機能が低下すると同時に形態的にも「尿失禁」を起こしやすくなります。

 

正常な位置と筋力が保たれていると、くしゃみをしても膀胱には弾力性があります。
尿道の位置も垂直で弾力性があるので、膀胱から尿道に尿意が伝わっても、出口の筋肉がしっかりと閉じ込めてくれます。

 

しかし、骨盤底筋がゆるんだ状態ですと、膀胱や尿道はぐらついて位置が不安定です。
くしゃみでお腹に力が入った時の反応も鈍く、力が減退しているため、膀胱に溜まっていた尿が押し出されて出口の扉も抑えきれずに、尿が漏れてしまいます。

腹圧性尿失禁が起こるキッカケ

 

「腹圧性尿失禁」は、出産後の女性もよくなります
2回以上出産している人は、さらになりやすいですね。

 

若くて女性ホルモンの分泌も旺盛な妊婦が出産後に一時的に症状が起きる理由は、加齢などによる筋肉の衰えからくる場合とは違います。

 

妊娠、出産が原因で骨盤が緩んだためです。

 

妊娠期間中、3kg前後ある胎児と500ml以上の羊水を骨盤が支えています。

 

それが分娩時に骨盤の筋肉が引き伸ばされて裂傷をおこし、ゆがみます。

 

これが原因となります。

 

出産後、3,4ヶ月で筋肉も子宮も回復するためもとの状態に戻ります。

 

しかし、個人差もあり、一度傷んだ筋肉が年をとってから再び緩む事があります。

 

特に2回以上、分娩を経験した女性に多い傾向です。

 

また、肥満も一つの原因です。

 

脂肪が増えると、筋肉が弱くなり、同時に臓器や脂肪自体の重量が骨盤底筋にかかり続けます。

 

長い時間、負荷がかかることで筋肉がゆるんでしまいます。

 

 

小林製薬 ノコギリヤシ